子育てがなくても女性管理職は大変!
こんにちは、きよみんです。
今日は、子育てがなくても女性管理職は大変、と気が付いた時のことを書きます。
少し前に、管理職について見つめなおしてみようと考えて、「女性が管理職になったら読む本」著者:ギンカ・トーゲル/日経新聞社を読みました。
このころ私は、女性管理職で大きな仕事も任されており、仕事は上手くいっているものの部下との距離感を感じて、なんとなく孤独を感じていたのです。
会社では立場が上になればなるほど「孤独になる」というのはよく聞いていたのですが、それを改めて実感していました。チームの人間関係は良好だったのですが、自分がみんなを引っ張るんだ、という思いが強くなった一方で、上手く周囲と頼り頼られというバランス関係が作れなくなってしまったのだと思います。
ギンカ・トーゲルさんは、以下のようなことを言っています。この本に出合って、私は自分自身が気づけなかった、自分の無理や頑張りに、初めて気が付くことが出来たのです。
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責任のある仕事に就いたとき、女性の多くはリーダーシップを発揮して組織を引っ張っていくには、男性のように振舞わなければいけないという思い込みに駆られている。なぜなら、リーダーは野心的で競争心があり大きな自信を持つとともに自立的で、積極的に自己主張するといったイメージを男女問わず多くの人が持っている。この特性の多くが男性的なものだと見なされているからである。
私たちの中には男性・女性それぞれにこうあるべきという固定観念があり、女性がリーダーシップを発揮しようとすると「女性があるべき姿(優しい、気遣い、友好的、手助け)」と「リーダーがあるべき姿」が異なるために固定観念の間で対立が生じ、周囲もその女性自身も反発してしまう。
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数年間感じていた自分自身の中の違和感。管理職になって、自分が気負いすぎていたのかもしれません。自分自身の性格がなんとなく変わったような気がしていて、以前のように上手く周囲に甘えることが出来なくなっており、そんな自分のほころびに気が付くことが出来て、本当に良かったと思ってます。
気が付いたからと言って、何かが大きく変わることはないのです。ただ、自分が少し無理をしているんだ、ということを理解でき、その理由が腑に落ちた時、私は気持ちの上でとても楽になりました。
そして、最近では意識して仕事でも私生活でも、周りに頼ることを心がけています。頼ると、必ず応えてくれる人がいるのです。
この本、お薦めです。
子供のいない女性管理職は男性管理職と同じか?
こんにちは、きよみんです。
本日は、1つ前のブログで書いたこと「子育てをしておらず、家族の理解がある為に、仕事において男性管理職と同じ比重で働くことが出来た。よって女性管理職特有の苦労、工夫点は無い」
について深掘りしたいと思います。
皆さんは、子育てが無ければ女性管理職の苦労は男性管理職と同じであると思いますか。
聞き方を変えると、女性管理職ならではのハンデは無いと思いますか。
きよみんは、無いと思ってました。
うーん、「無い」というのは少し違うかも。女性管理職としての弱音を吐くことが出来ませんでした。と言うのが正しいと思います。
私は夫と2人の生活が楽しいですし、身体が強く無いので子育てをする自信がありません。今の生活に満足しているので、子育てしていない事に卑屈になるつもりは無いのです。
ただ、正直なところ女性活躍推進における目玉は、どのように家事・育児と仕事のバランスを取るか、という事ばかりに焦点が当たっており、子育てしていない女性は男性と同じでしょ、ハンデないでしょと、いまいち大変さを理解されない風潮があると思います。
もしかしたら、本当は理解されていて、きよみんの独りよがりかもしれません。それならいいんです。
女性側は、育児という題目が無いと数少ない女性管理職になっちゃって大変などと言いにくい環境にあります。
きよみんも、特にハンデありませんとしか言えなかったのです。
しかし、管理職3年目にして子育てがなくても女性管理職は大変なのよと、声を大にして言いたいのです。
これは、仕事でストレスを抱えていた時に出会った本のお陰で気がついた事です。同じように悶々としている女性がいるのではないか、と思い今回のブログを書き始めました。
長くなるので、詳しい内容は次回書きます。
素直に受け入れられなかった女性活躍推進取組み
こんにちは、kiyominです。毎日暑いですね☆
今日は女性活躍推進についての想いを書きたいと思います。
1年ほど前に会社から、女性活躍推進のため管理職としてどのような姿勢で仕事をしているのか社内の女性の前でスピーチして欲しいというオファーを受けました。
えーー(><)ごめんなさい~~と逃げまくってしまいましたよ。
オファーを受けること自体は、モデルケースとして認められたと前向きに捉え喜べば良いことなのですが、kiyominにとっては嫌で嫌で悪夢まで見る始末。
断る理由ばかりを考えていました。
理由は、子育てをしていないkiyominの仕事姿勢は管理職といえど、女性として工夫している事が思いつかなかったんです。
大袈裟に言うと、男性社員が女性の働き方を語るようなものになってしまいそうで、若手女性にとって興味があるように思えなかったんです😓
こんな感じ。
「家事は適当でも家族には怒られません。よって男性と同じような比重で働くことが出来ました。入社以来、仕事において男女の大きな差別を感じたことがなかったので、男性と同じように仕事の経験を積み、管理職になりました。やりがいも辛さも以前より大きく深いです。チャンチャン。」
聞く方々は、子育てをしながら仕事と家庭を両立しているキラキラした女性の話を聞きたいのではないか、と思いました。
これまで男女の差をほぼ感じたことがないような有難い会社に勤めていたので、それが私の本音でした。
今では、少し経験も積み、勉強もして考え方や感じ方も変わってきたので、後輩にお伝えしたい事も出来たのですけどね。
また、続き書きます。
管理職になった経緯
こんにちは!今日は自己紹介がてら管理職になった経緯を書きたいと思います。
私の会社では、管理職になる前に資格が必要です。資格といっても、公的なものでなく会社で定めた試験のようなものです。
はっきり管理職試験とは呼ばれていないですが、その資格を持っていないと管理職にはなれません。
私は、どうしても管理職になりたい!と思っていた訳ではないのですが、どうせ働くのなら挑戦してみるか、早めに挑戦した方が有利かなという打算とノリで、試験をうけてどうにか資格を取りました。
私は、こう考えていました。
「自分のプライベートや家族を犠牲にして働きたくはない。でも自分の手の届く範囲内なら良い方が(ステップアップ出来た方が)いいよね」
違う考え方の方もいます。女性に多いかなという印象ですが
「管理職には絶対になりたくない。人に命じたり・悪者になったりは自分にはできない」
たしかに、課長っていない時に悪口を言われるイメージもありますよね。人によると思いますけど。
男性だと
「おいおい、早く俺を管理職にしろよ。俺を上に行かせなくてどうする。」
という話もよく聞きます。女性からは聞いたことのない意見なので(謙遜なのかな、たぶん性格的なものが大きいような)、とても新鮮です!
ともかく、そんなわけで資格を取るということは、管理職になりたいです・なってもいいです(えらそー)と手を上げるようなものなのかな、と思います。
手を上げて資格を取れたので、その後kiyominさんも管理職になりました。
管理職に昇進したときは、認められてウレシーという喜びと、自分で大丈夫かなという不安がありましたが、まあ大丈夫でしょうという気持ちの方が大きかったです。
そして、何か心がけることはあるのかな、女性管理職の人ってどんな事を考えてるんだろうということが頭をよぎりました。
今思うと、普通は資格試験を取るときに、こういう事考えるのかもしれませんね。
ともかく、身近に腹を割って話せるような女性の管理職の方はいなかったんですね。
で、何かのブログに本音が書いてあるかな、っと思って検索してみたんですけど、当時はうまく見つけられなかったです。
そんなこんなで、管理職になりました。
はじめまして☆
はじめまして、kiyominです!
女性管理職3年生です。
このブログでは、いまどき女性管理職の実態を綴ります。
kiyominは活き活きと輝くのか輝かないのか、記録と整理のためにブログを始めたいと思います。
見守って頂けるかたがいたら、嬉しいです。
女性管理職と一口に言っても、十人十色。
「どうせやるなら良いものを提供したい」という考え方を元に長年働いていたら、女性管理職になるチャンスがありました。
ママではないので、特段女性管理職として祭り上げられる必要は無いとも思っていますが、女性管理職はまだ少数派。
昨今話題の女性管理職3割達成にむけて、しばしば女性管理職であることを意識させられます。
会社でのこと、考えていること、読んだ本について記していきます(^^)